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【テク】日経平均テクニカル:続落、5日線に上値を抑えられる格好


8日の日経平均は続落。利食い先行で5日線レベルから始まると、その後は同線に上値を抑えられる格好での調整となった。ただし、16500円レベルまで下げたものの、下ひげを残す格好で5日線に接近して終えている。ボリンジャーバンドは中心値(25日)と-1σとのレンジ内での推移が継続。MACDはやや下向きとなったが、依然としてプラス圏で推移しているほか、シグナルとの乖離は広く、陽転シグナルは継続している。価格帯別出来高では商いの膨れている水準であり、跳ね返される展開は想定内。ただ、先週突破している16000-16200円辺りまでは商いが薄いため、下げるのも速い。一方で16900-17200円レベルをクリアできると、18000円は通過点になりやすいだろう。一目均衡表では基準線、転換線が位置する16400円処が支持線に。雲下限は17260-17420円辺りまで切り上がりをみせる。
《SY》

 提供:フィスコ

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