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2016年03月08日16時26分

【市況】資金の回転は速いが個人の需給は良好【クロージング】


8日の日経平均は続落。128.17円安の16783.15円(出来高概算25億4000万株)で取引を終えた。10-12月期GDP改定値が予想に反して上方修正されたことにより、月内の日銀の金融緩和の可能性が後退し、利益を確定する売りが先行した。その後も為替市場では円相場が1ドル112円台と円高に振れたほか、中国・上海市場の下げなども重しとなり、日経平均は下げ幅を広げ、下落幅は一時300円を超える場面もみられた。週末に先物・オプションSQを控えていることもあり、先物主導で売られる展開に。円高基調が一服すると大引けにかけて下げ渋りをみせているが、日経平均は3ケタ下落で取引を終えた。

直近の上昇に対する利益確定の範囲内ではあるが、10日のECB理事会が失望されるとの警戒のほか、週末の先物オプションSQにより先物主導で振らされやすい需給状況もあり、手がけ辛さが窺えた。ただ、ソフトバンクグ<9984>が終日プラス圏で推移していたほか、陽線で終えていることは、安心感につながる。マネパG<8732>は一時10%を超える下落の後の切り返しでストップ高をつけている。資金の回転が速いとはいえ、個人の需給は良好であろう。

《AK》

 提供:フィスコ

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