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【材料】三菱UFJなどメガバンクが軟調、マイナス金利環境で買い続かず

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは軟調。3社いずれも前週末に5日・25日移動平均線が底値圏でゴールデンクロスを示現、それとともに両移動平均線を株価が上回る典型的な底入れ足をみせていた。しかし、足もとは今一つ上昇気流に乗れない状況にある。

 市場では「前週の戻りは売り方のショートカバーによるもので、実需の買いが伴っていない。黒田日銀総裁がマイナス金利の効果はこれから出てくるという極めて前向きな見解を示していることが、むしろ銀行セクターにはネガティブに働いている。今後もショートカバーによる上昇余地は残されているが、機関投資家、特に外国人投資家が銀行を買えるような環境にしないと(銀行株の)継続的な上昇は難しいのではないか」(国内準大手証券)という指摘も出ている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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