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【通貨】外為サマリー:1ドル113円60銭前後でもみ合う、手掛かり材料難で方向感に欠ける

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円68銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=124円97銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎに一時113円50銭まで値を下げる場面があったが、その後も113円60銭台を中心とする一進一退の展開。全般的には手掛かり材料難で方向感に欠ける状況となった。前週末の米2月雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったが、平均時給は伸び悩み3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は後退した。今後は10日に予定されている欧州中央銀行(ECB)理事会が最大の焦点となり、当面手掛けにくい状態が続く可能性もある。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0992ドル前後と前週末に比べ 0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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