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【市況】11時時点の日経平均は5日ぶり反落、LINE関連のエムアップやネオスがストップ高


11時00分現在の日経平均株価は16952.68円(前週末比62.10円安)で推移している。4日の米国市場では、注目された2月雇用統計の発表を受けて、堅調な雇用情勢が好感されてNYダウは62ドル高となった。こうした流れを受けて、日経平均もやや買いが先行して9円高からスタートした。ただ、節目の17000円回復による達成感に加え、為替相場がやや円高に振れて推移していることもあり、寄り付き後は利益確定売りに押されマイナスに転じた。足元では16900円台でのもみ合いとなっている。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>、村田製<6981>などが軟調。トヨタ自<7203>やNTTドコモ<9437>は2%超、東京海上<8766>や7&iHD<3382>は3%超の下落。任天堂<7974>は5%安と下げ目立つ。また、テンプHD<2181>、共英製鋼<5440>、JIN<3046>などが東証1部下落率上位となっている。一方、ソニー<6758>、三井物産<8031>、ファナック<6954>、日産自<7201>、ファーストリテ<9983>などが堅調。小野薬<4528>が4%高となっているほか、医療機器子会社の売却に関する報道が伝わった東芝<6502>は8%超の上昇に。また、LINE関連などの中小型テーマ株に物色が向かっており、エムアップ<3661>、ネオス<3627>、マネパG<8732>がストップ高となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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