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【材料】ピープルが急落、16年1月期営業利益93%増も出尽くし売り

 ピープル<7865>が急落。4日取引終了後、16年1月期の決算を発表。売上高は46億6100万円(前期比32.2%増)、営業利益は6億1100万円(同93.2%増)、最終利益は3億9000万円(同93.5%増)だった。

 国内販売は商品値上げによる販売の鈍化が限定的にとどまったほか、訪日客の急増を背景とするインバウンド需要が大きく貢献した。海外も知育用「ピタゴラスシリーズ」が米国などで模倣品の台頭を係争で抑えながら人気を維持し全体収益を押し上げた。ただ、業績好調は2月中旬以降の急速な戻り相場で大方織り込まれており、目先は出尽くし売りが表面化した。

 17年1月期の業績見通しは開示していないが、第1四半期についてはドル安・円高の影響を受けるものの、新製品投入効果などを背景に売上高は前年同期比2割増を見込む。なお、今年1月の月次売上高動向は前年同月比38.5%増と好調に推移している。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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