市場ニュース

戻る
 

【通貨】豪ドル週間見通し:下げ渋りか、米国との金利差縮小を意識した売りは縮小へ


■対円レートは大幅続伸、原油高などが好感される

先週の豪ドル・円は大幅続伸。米早期追加利上げ観測の後退や原油価格の上昇を意識した豪ドル買いが観測された。昨年10-12月期の経済成長率が予想を上回る前年比+3.0%となったことも、豪ドル買いを促す一因となった。取引レンジ79円81銭-84円94銭。

■下げ渋りか、米国との金利差縮小を意識した売りは縮小へ

今週の豪ドル・円は下げ渋りか。有力な手掛かり材料は不足しているが、米早期追加利上げ観測は後退しており、金利差縮小を意識した豪ドル売りはやや縮小する見込み。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げの可能性は消えていないものの、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、対円レートは下げ渋る可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:83円00銭-86円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均