【市況】ETF売買動向＝4日寄り付き、日経レバの売買代金は286億円と低調

　4日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比9.6％減の414億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.9％減の357億円となっている。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が6.54％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が4.11％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が3.36％高、ＮＥＸＴ 金ブル <2036> が3.26％高、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> が3.13％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.20％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は3.88％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が48円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金286億2200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均333億9800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が19億400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が18億9200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が8億5400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が8億900万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が3億8700万円の売買代金となっている。

株探ニュース