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【市況】個別銘柄戦略:銀行から建設株などへの資金シフトも想定


雇用統計を控える週末とあって、本日はポジション整理の利食い売りが優勢となる可能性も高いが、寄り付き前の外資系証券フローなどは大幅に買い越しとなっており、物色ソフトの流れなどから想定以上に底堅い動きが継続の余地も。注目されるのは銀行株の動向、一部ではメガバンク各社の投資判断を格下げしており、戻り売りにつながっていくか注目される。一方、大手ゼネコン3社には新規で買い推奨の動きが観測される。足元での出遅れ感も意識される建設株などに資金シフトの動きが強まる公算も。石油株の一角にも格上げの動きが観測されている。個別ではシャープの動向に関心が向かうか。短期的には過度な警戒感後退につながろうが、依然として割高感は意識されることで、戻りも限定的となりそうだ。

《KS》

 提供:フィスコ

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