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【通貨】外為サマリー:1ドル113円90銭台中心にもみ合う、米経済指標意識し様子見も

 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円89銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=123円68銭前後と同80銭前後のユーロ高・円安で推移している。
 
 ドル円は午前10時過ぎに114円13銭まで上昇したが、その後は上値が重い展開。午後に入ってからは113円90銭台を中心とする一進一退が続いた。日経平均株価は一時前日比700円を超す大幅高となったが、為替相場は114円前後でのもみ合いが続いた。4日に発表される米2月雇用統計を前に、やや様子見姿勢も強まっている。今晩は雇用統計の前哨戦となる米2月ADP雇用統計の発表があるほか、あすは米2月ISM非製造業景況感指数が公表される。米雇用統計の発表までは、やや模様眺め姿勢が強まる可能性も出ている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0860ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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