11時00分現在の日経平均株価は16692.23円(前日比606.72円高)で推移している。1日の米国市場では、アジア・欧州株がおおむね全面高となった流れを受けて買いが先行。2月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことで米経済の減速懸念が後退し、NYダウは348ドル高となった。為替市場でも一時1ドル=114円台まで円安が進み、本日の日経平均はこうした流れから305円高でスタートした。東証1部銘柄の約95%が上昇する全面高の展開で、前場後半に入り上げ幅を600円超に広げ、一時16700円台を回復する場面があった。
個別では、トヨタ自<
7203>、三菱UFJ<
8306>、ファーストリテ<
9983>、三井住友<
8316>、JT<
2914>など売買代金上位は軒並み上昇。円安進行を受けて富士重<
7270>、ソニー<
6758>、パナソニック<
6752>といった輸出関連株の上昇が目立つほか、村田製<
6981>、ファナック<
6954>、アルプス電<
6770>などの中国関連株が大きく上昇。アルプス電は12%近く上げている。また、マネパG<
8732>、ネクスト<
2120>、モバクリ<
3669>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、タカラトミー<
7867>、熊谷組<
1861>、バンナムHD<
7832>などが軟調。また、秀英<
4678>、サニックス<
4651>、enish<
3667>などが東証1部下落率上位となっている。
《HK》
提供:フィスコ