市場ニュース

戻る
 

【市況】【市場反応】米2月ISM製造業景況指数/1月建設支出、利上げ観測受けたドル買い再燃


 外為市場では市場予想を上回った全米の製造業指数を受けて、追加利上げ観測によるドル買いが再燃した。ドル・円は112円90銭から113円56銭へ急伸。ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0839ドルへ下落し、1ヶ月ぶりの安値を更新した。


 米供給管理協会(ISM)が発表した米国の2月ISM製造業景況指数は49.5と、1月48.2から上昇し昨年9月来の高水準となった。市場予想の48.5も上回った。


 同時刻に米国勢調査局が発表した1月建設支出は前月比+1.5%と、予想外に12月+0.6%から伸びが拡大、昨年5月来で最大の伸びを記録した。また、12月分も+0.1%から+0.6%へ上方修正された。


 事前に民間のマークイットが発表した米国2月製造業PMI改定値は51.3と、市場予想の51.2を上回り、速報値51.0から上方修正された。

【経済指標】
・米・2月ISM製造業景況指数:49.5(予想:48.5、1月:48.2)
・米・1月建設支出:前月比+1.5%(予想:+0.3%、12月:+0.6%←+0.1%)
・米・2月製造業PMI改定値:51.3(予想:51.2、速報値:51.0)

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均