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【市況】NY金先物週間見通し:もみあいか、2月の米雇用統計内容が手掛かり材料に


■NY金先物
安値:1,202.50ドル
高値:1,254.30ドル
終値:1,220.40ドル
前週末比(騰落率):-0.84%

■弱含み、米経済指標の改善などが嫌気される

NY金先物は弱含み。26日発表の米10-12月期国内総生産改定値が上方修正され、1月PCE価格コア指数(インフレ指標)も予想を上回る上昇となった。年内追加利上げ観測が再浮上し、投資家の売りが優勢となった。米ドル高・ユーロ安の相場展開も金先物の上昇を抑える一因となったようだ。


■もみあいか、2月の米雇用統計内容が手掛かり材料に

想定レンジ:1,200.00~1,250.00ドル

NY金先物はもみあいか。米早期利上げに対する懐疑的な見方は残されているが、3月4日に発表される2月米雇用統計で雇用情勢の改善が確認された場合、今年前半における利上げ期待が高まり、金先物は伸び悩む可能性がある。ユーロ安・米ドル高の継続は金先物の反発を阻む一因となる。

《TN》

 提供:フィスコ

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