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【市況】26日の中国本土市場概況:上海総合1.0%高と反発、エネルギー関連の上げ目立つ


26日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は前日比25.96ポイント(0.95%)高の2767.21ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、27.11ポイント(0.94%)高の2895.60ポイントで引けている。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が4.98ポイント(1.43%)高の352.46ポイント、深センB株指数が6.03ポイント(0.54%)高の1125.50ポイントで終えた。

押し目買いが優勢。上海総合指数は昨日に6%下落しただけに、値ごろ感が着目されている。上海市で26~27日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁が朝方、追加の金融緩和を示唆する発言をしたことも追い風だ。

業種別では、エネルギー関連株の上げが目立つ。中国石油天然気(601857/SH)が2.5%高で引けた。原油相場が持ち直しつつあることが好感されている。不動産株も急伸。緑地控股(600606/SH)が5.5%上昇した。金融株や素材関連株、発電やガスの公益株、運輸株もしっかり。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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