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【材料】メディシノバ・インク---MN-166・MN-001など主要パイプラインに経営資源を集中


メディシノバ・インク<4875>は26日、2015年12月期決算を発表。営業損失が10.66億円、税引前当期純損失が10.68億円、当期純損失が10.69億円の赤字だった。営業損失、純損失ともに2015年10月30日開示の第3四半期決算短信記載の修正通期業績予想とほぼ同水準の実績となった。

同社は進行型多発性硬化症、ALS及び各種依存症を初めとする中枢神経系疾患を適応とするMN-166(イブジラスト)、NASH及び特発性肺線維症を適応とするMN-001(タイペルカスト)、喘息の急性発作を適応とするMN-221(ベドラドリン)、固形癌を適応とするMN-029(デニブリン)の開発に現在経営資源を集中している。

16年12月期通期については、営業損失が12.39億円、税引前当期純損失が12.39億円、当期純損失が12.39億円を見込んでいる。MN-166・MN-001については、現在進行中の治験のスムーズな進行のサポート、治験プログラムの綿密な安全性モニター、各種申請手続き、FDA及びEMAとの緊密な協議、学会・論文発表、治験の完了した適応症(アルコール依存症、麻薬系依存症)での次の治験準備、新しい適応症での治験準備を予定している。

《SF》

 提供:フィスコ

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