【市況】東京株式（寄り付き）＝欧米株高、原油高、円安受け買い先行

　２６日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前日比１７１円高の１万６３１１円と続伸。

　前日の欧米株市場が総じて買われ、米国株市場ではＮＹダウが２００ドルを超える上昇をみせた。ＷＴＩ原油先物価格は続伸し１バレル＝３３ドル台まで上昇したほか、外国為替市場では１ドル＝１１３円近辺の推移と円安に振れており、前日の中国・上海株市場は６．４％の急落をみせたものの、これを払拭するかたちで買い材料が揃った。２６日から開催されるＧ２０財務相・中央銀行総裁会議・中央銀行総裁会議で、為替市場を含め金融市場安定に向けた協調体制の実現が期待される。ただ、この結果を見極めたいとのニーズもあり、買い一巡後は週末要因も重なり手仕舞い売りの動きが出る可能性もある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中全面高で、値上がり上位に鉄鋼、海運、銀行、非鉄、精密機器、電機機器など。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）

最終更新日：2016年02月26日 16時36分