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2016年02月25日13時04分

【特集】<話題の焦点>=春服前線はすぐそこに

ブームから進化したテイスト現る

 日本気象協会が24日発表した、2016年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想によると、関東地方はほぼ平年並みを見込んでおり、底冷えする寒さが続いているものの、春の訪れは着実にやってきている。アパレル業界でも今春のトレンドやコレクションが店頭に出始めた。

 世界展開するファストファッション大手ファーストリテイリング<9983>は、若い女性をターゲットにしたファッションブランド「GU(ジー・ユー)」を運営する。GUは、トレンドのファッションをいち早く取り入れ、手ごろな価格帯で購入できるところが20代女性を中心に人気を集めている。今春の新作アイテムでスカートとパンツを組み合わせた「スカンツ」というボトムが話題を呼んでいる。これは、昨年大流行した七分丈のワイドパンツ「ガウチョ」のさらに丈を伸ばしたもの。既にオンラインストアと大型店で先行販売され、好調な売れ行きとなっている。同じく20代女性に人気のある「LOWRYS FARM」を運営するアダストリア<2685>、さまざまな洋服を少量多品種で販売するしまむら<8227>、10代から40代向けレディスカジュアル服を展開するハニーズ<2792>もそれぞれワイドパンツを取り扱っており、ブームはしばらく続きそうだ。

定番に新しさを取り入れてより上品に

 百貨店を中心にブランド展開するオンワードホールディングス<8016>の人気ブランド「23区」では、マリンスタイルのコレクションを発表した。定番のボーダーシャツをはじめ、それに合わせたトートバッグやパンプスを販売する。海外の高価格帯ファッションブランドとライセンス契約を締結している三陽商会<8011>は、「マッキントッシュ ロンドン」で定番のトレンチコートを販売。同じく人気ブランド「クレストブリッジ」でもマリンスタイルを提案。同ブランドらしい正統派スタイルに加え、ノスタルジーを感じさせる要素を取り入れている。他にも高価格帯ブランドを扱うTSIホールディングス<3608>、ユナイテッドアローズ<7606>なども定番を揃えつつ、花柄やボヘミアンといった今年のトレンドを取り込んで春服商戦に備える。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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