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【通貨】外為サマリー:1ドル111円後半へ徐々に円高進む、円売り仕掛けづらく

 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円78銭と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=123円13銭と同60銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午後1時30分過ぎに一時111円64銭まで下落した。米大統領選に立候補しているクリントン前国務長官が、「日本は輸出を有利にするため円安に誘導している」と発言したこともあり、警戒感が台頭。原油安で日本の貿易赤字が縮小するファンダメンタルズ面の要因などもあり、円売りは仕掛けにくい状況にある。週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明などが注目されているが、足もとではじりじりと円高が進む状況が続いている。
 
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1015ドル前後と前日に比べ 0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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