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【材料】ヤマハ発、国内大手は「慎重に出し過ぎて反省している」とした会社計画並みの水準は概ね達成可能とみる

 ヤマハ発動機<7272>が4日続落。朝方から軟調展開となっているものの、現在は下げ幅を縮小している。

 SMBC日興証券が同社に関するリポートをリリース。同証券の為替前提見直し(1ドル=従来120円→今回110円、1ユーロ=従来130円→今回125円)等による業績予想修正に加え、会社計画に対する新興国の大幅な台数変動リスクを考慮して、目標株価を3000円から2400円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。

 同証券ではまた、現時点では、新商品投入継続に伴う値上げ効果の拡大やインドネシアのミックス改善並びに輸出拡大に伴うルピア安に対する相殺効果等を考慮すると、「慎重に出し過ぎて反省している」とした会社計画並みの水準は概ね達成可能と考えると解説。当面は、「株式市場からともにリスク視されている新興国と欧米の販売動向に注目」としている。
《MK》

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