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【経済】(中国)農村部の深刻な嫁不足はこれから、30歳以降の男性生涯未婚率は50%


長い期間の「一人っ子政策」の実施や農村部の根強い「男尊女卑」思想などの影響で、直近20年の出生男女比(女性出生1人に対する男性出生数)は1.20以上と世界で最も高いといわれている。1980年代以降生まれた人達は結婚適合期に入るため、農村部における深刻な嫁不足がこれからがやって来ると警告されている。

全国人口調査機関が発表したデータによると、1980-2010年の間に生まれた人では、男性が女性を約3600万人上回るという。また、1980年代以降で生まれた男性の中で、10-15%の人は配偶者を見つけることが困難で生涯独身の確率が高いともいわれている。さらに、農村部では、30歳までに結婚しなかった男性の生涯未婚率が50%になるとの試算も出ている。

《ZN》

 提供:フィスコ

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