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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安、原油市況軟化で売り先行

 24日の東京株式市場は大きく売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比200円安の1万5851円と続落。

 前日の欧米株市場が軒並み軟調で、米国株市場ではNYダウが180ドル強の下げをみせた。原油減産にサウジアラビアの消極的な姿勢が伝わり、底入れの兆しにあった原油先物価格が再び軟化したことが投資家の不安心理を誘っている。外国為替市場でも1ドル=112円近辺の推移とリスク回避の流れを映してドル安・円高に傾いており、主力株中心に風向きは逆風が続く。ただ、週末にG20を控え、各国協調による政策対応に対する期待もあり、売り一巡後は買い戻しが入り下げ渋る可能性もありそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで目立つのは不動産、鉄鋼、海運、輸送用機器、非鉄など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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