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【特集】ティーガイア Research Memo(6):内部留保を確保しつつ、配当性向30%以上を目途に利益還元


■株主還元策

株主還元策としては、配当による利益還元に加えて今回、新たに株主優待制度の導入を発表した。3月末の単元株(100株以上)保有の株主に対して、ティーガイア<3738>が運営するスマートフォン向けアクセサリーショップ「Smart Labo」やECサイト「Smart Labo ONLINE」で利用可能な「Smart Laboギフトカード」(3,000円分)を贈呈する。

配当に関しては、業績の進展状況に応じて、将来の事業展開と経営基盤の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、配当性向30%以上を目途として利益還元していく方針に変更はない。2016年3月期は前期比3.5円増配の41.0円(配当性向31.3%)と、2期連続の増配を予定している。2016年2月10日時点の株価(1,223円)を基準とした投資利回りで見ると、株主優待と合わせて5%台となり、魅力的な水準と言えよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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