【特集】SDエンター Research Memo(6):ヒット作に恵まれ好調なシネマ事業
■事業部門別動向
(4)シネマ事業
SDエンターテイメント<4650>のシネマ事業は北海道内4施設(札幌、旭川、苫小牧、室蘭)で行われている。シネマ事業は、ヒット作に恵まれるかどうかという外部要因への依存度が高いという特質を持っている。
2016年3月期第3四半期は、前年同期比17.4%増収となった。お盆・夏休み期間を含む第2四半期が同25.5%増だったため勢いが鈍った印象もあるが、第3四半期(単独)の売上高水準としては、ここ数年で最高値となっている。年末商戦においてはスターウォーズや妖怪ウォッチなど話題作も多く、また、コンサートライブ上映などの非映画作品も好調で、収益を押し上げた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
《HN》
提供:フィスコ