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【経済】三菱自が中国で輸入「パジェロ」リコール、エアバッグ不具合で


三菱自<7211>は中国で、SUVの代表モデル「パジェロ」をリコール(無料回収・修理)する。対象は2007年12月6日~2014年7月21日に生産され、中国に輸入されたもの。対象車両は2万3195台に上る。
国家質量監督検験検疫総局のウェブサイトで明らかにされた。9月20日から実施する。今回のリコールはサプライヤーの問題によるもので、運転席のエアバッグ作動時に部品が飛び散る恐れがあるという。
タカタ<7312>製エアバッグの欠陥問題を受けた対応とみられる。三菱自は今月19日、日本の国土交通省に対し、前述したのと同様の理由で計36万2255台のリコールを届け出た。
一連のリコールは、米国で昨年12月、フォード・モーター車の運転席エアバッグが異常破裂し、ドライバーが死亡する事故が発生したことを受けての対応。三菱自だけでなく、多くの自動車メーカーがリコールを実施している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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