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【市況】NY株式:ダウは228ドル高、商品相場の回復を好感


22日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は228.67ドル高の16620.66、ナスダックは66.18ポイント高の4570.61で取引を終了した。中国証券監督管理委員会の会長が辞任し、同国の証券市場の安定に向けて新たな施策が講じられる期待が高まったほか、資源価格の回復が好感され、アジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け、米国株も買いが先行。原油相場が33ドルを超す大幅上昇となったことも好感され、終日堅調推移となった。セクター別では全面高となり、自動車・自動車部品や運輸の上昇が目立った。



商品相場の回復を受け資源のフリーポート・マクモラン(FCX)や非鉄金属のアルコア(AA)が大幅上昇。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は16億ドルに及ぶブラジルへの投資再考を示唆し、堅調推移。製薬のアラガン(AGN)は10-12月期決算で赤字幅が縮小したことが好感され、買われた。複合企業のユナテッド・テクノロジーズ(UTX)は、ハネウェル・インターナショナル(HON)から買収提案を受けたとの報道で上昇。

国際エネルギー機関(IEA)は、供給過剰により原油価格の回復は緩やかとなるものの、17年には原油需給が均衡するとの認識を示した。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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