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【材料】小田急電鉄が昨年来高値を更新、先の今期経常増額・3期連続最高更新修正予想を見直す買いが続く

 小田急 <9007> が昨年3月19日に付けた昨年来来高値1359円を更新し、1990年3月以来ほぼ26年ぶり高値水準に上げてきた。今月10日取引時間中に2016年3月期通期連結経常利益予想を一転増益に増額し3期連続最高更新予想に修正すると発表したことから前週は大幅反発展開となったが、この日も、円がやや強含みのなかも全般反発推移となるなか、私鉄各社株が堅調展開となるなか同社株見直し人気も続いているようだ。

 今3月期は箱根山の火山活動が活発化したことから、周辺エリアの鉄道・ホテル需要が減少し、その他の鉄道やホテルは堅調だったものの最終損益は減益となる。が、17年3月期は箱根山の火山活動沈静化で最終増益に転じる見通しにある。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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