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【市況】16000円を挟んでのこう着/後場の投資戦略


日経平均 : 16,060.11 (+92.94 )
TOPIX  : 1,294.93 (+3.11 )

[後場の投資戦略]

 日経平均は寄付きがほぼ安値圏となり、その後の切り返しにより、一時上げ幅は200円を超える場面もみられた。為替相場が円安に振れて推移していることが安心感につながっているようだが、出来高は10億株程度にとどまっており、薄商いの中をインデックスに絡んだ売買に振らされているとみられる。今週は上海で26-27日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での協調姿勢へ関心が集まるなか、各国の協調姿勢による金融安定化への思惑等から底堅さが意識されやすい。
 とはいえ、見極めムードから上値追いも慎重であり、16000円を挟んでのこう着が続きそうだ。その中で、個人マネーは新興市場など中小型株への活発な値幅取り狙いの商いに向かうことになろう。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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