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【市況】国内大手証券、16年前半の日本経済は低空飛行、日銀は7月にも追加金融緩和に踏み切ると予想

 野村証券の経済見通しでは、金融市場の混乱で2016年前半の日本経済は低空飛行になると指摘。設備投資は加速感に欠けるも底堅く、雇用環境改善と物価上昇懸念後退が個人消費を後押し、外需が不安定な割には内需は底堅く推移すると想定。

 市場金利をマイナスに誘導することによる景気浮揚効果には多くを期待できないとしながらも、過度な円高を抑止する役割は果たしていると評価して、今後各種インフレ指標は過去の急速な円安の影響が剥落するのに伴い弱めで推移すると解説。

 日銀は7月に追加金融緩和に踏み切るとみて、金融市場が不安定な状態が続けば、より早いタイミングで追加緩和する可能性があるとの見方を示している。
《MK》

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