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【市況】11時時点の日経平均は大幅反落、日写やトレンドが東証1部下落率上位


11時00分現在の日経平均株価は15837.89円(前日比358.91円安)で推移している。18日の米国市場では、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの引き下げを受けて投資家心理が悪化。原油相場が売り優勢に転じたことも重しとなり、NYダウは40ドル安となった。こうした流れを受けて日経平均は146円安からスタートすると、朝方は16000円近辺でのもみ合いが続いた。その後、為替相場が1ドル=112円台まで円高に振れたことから、日経平均は下げ幅を300円超に広げ、前場後半に入りここまでの安値を付けている。

個別では、ソフトバンクグ<9984>が4%前後の下落で推移しているほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ソニー<6758>などその他売買代金上位も全般軟調。村田製<6981>やマツダ<7261>が5%安となるなど輸出関連株の下げが目立つ。また、転換社債型新株予約権付社債(CB)発行を発表した日写印<7915>、前日決算発表のトレンド<4704>が急落し、国際帝石<1605>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、JAL<9201>や三井不<8801>が上昇。業績観測の伝わったNTTドコモ<9437>もしっかり。また、日本エンター<4829>、オルトプラス<3672>、日本CMK<6958>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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