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2016年02月19日07時38分

【材料】エバラ食品工業---増収増益見込む会社計画の達成に向けて業績は順調に進捗

エバラ食品 【日足】
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エバラ食品 【日中足】


エバラ食品工業<2819>は家庭用・業務用調味料を製造・販売する食品メーカー。売上高構成(2015年3月期)は家庭用商品が70.1%、業務用商品が17.3%、その他が12.6%である。家庭用では「焼肉のたれ」「黄金の味」などの肉まわり調味料、「すき焼のたれ」「キムチ鍋の素」などの鍋物調味料、「浅漬けの素」などの野菜まわり調味料が主力商品。

2016年3月期は売上高が前期比3.4%増の512.50億円、営業利益が同5.2%増の17.36億円を見込む。1月29日に発表した第3四半期累計決算は家庭用・業務用ともに堅調に推移し、売上高が前年同期比1.2%増の401.01億円、営業利益が同2.4%増の21.58億円で着地。家庭用の鍋物調味料が暖冬の影響で全体的に苦戦を強いられたが、1人分の小分け容器に入った鍋の素「プチッと鍋」がヒット。持分法適用会社から販売機能を移管したチルド商品の寄与もあった。業務用では肉まわり調味料が牽引した。第3四半期累計決算時点で通期計画の営業利益を超過したが、第4四半期(1~3月期)は季節要因から赤字になることが多く、前期の第4四半期も4.56億円の営業赤字となっている。しかし、進捗率などから鑑みれば、季節要因を考慮しても会社計画を下ぶれるリスクは小さいと思われる。

同社は創業60周年にあたる2019年3月期に営業利益率4%超(2015年3月は3.3%)、海外売上高10億円(同、推定約5億円)、ROE5.0%以上(同4.0%)に引き上げることを目標に挙げている。国内で安定した収益を稼ぎながら、アジアを中心に海外展開も進めて目標の達成を目指す。

《SF》

 提供:フィスコ

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