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【通貨】欧州為替:ECB理事会議事要旨の発表控えユーロ弱含み


 18日のロンドン外為市場では、ドル・円は113円62銭まで下落した後、114円01銭まで上昇した。欧州株の下落が一時意識され、ドル売り・円買いが先行。その後、原油先物が底堅い動きを続けたことで、リスク回避の動きは拡大せず、ドル・円は買い戻しに転じた。


 ユーロ・ドルは弱含み、1.1142ドルから1.1096ドルまで下落した。欧州中央銀行(ECB)の理事会議事要旨の発表を控え、ユーロ売りが優勢になった。ユーロ・円も126円85銭から126円32銭まで下落した。


 ポンド・ドルはやや強含み、1.4271ドルから1.4379ドルまで反発。原油価格の先安観は後退しつつあり、相場安定への期待が広がっていることがポンド相場の下支え要因となった。


 ドル・スイスフランは0.9909フランから0.9949フランまで買われた。株高期待や原油相場の下げ渋りを意識してリスク回避的なスイスフラン買い・ドル売りは縮小した。


[経済指標]
・ユーロ圏・12月経常収支:+414億ユーロ(12月:+303億ユーロ←+298億ユーロ)


[金融政策]
・インドネシア中央銀行:レファレンス金利を7.00%に引き下げ(従来は7.25%)


[要人発言]
・安倍首相
「収益拡大した企業は昨年上回る賃上げを」
・欧州中央銀行(ECB)
「ギリシャ向けELA上限を714億ユーロに引き下げる」

《KK》

 提供:フィスコ

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