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【材料】国際帝石、大幅反発も国内大手証券は現在は様子を見るタイミングとの見解

 国際石油開発帝石<1605>が大幅反発。現在はジリ高の展開となり、今日の高値圏で推移している。前日のWTI原油先物価格は急反発し、1バレル=30ドル台を回復したことなどが好感されているようだ。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社に対するエクイティストーリーを変更するとリポートで紹介。17年3月期同証券前提のブレント原油を40ドル/バレル(従来50ドル/バレル)、為替を115円/ドル(従来120円/ドル)に変更し、17年3月期同証券予想の純利益を659億円から300億円へ下方修正している。

 同証券は、目標株価を1420円から1080円へ引き下げ、レーティングは「オーバーウエイト」から「ニュートラル」へ格下げしている。また、原油価格の低下だけでなく、為替が円高に推移していることが懸念材料であり、現在は様子を見るタイミングとの見解を示している。
《MK》

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