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【材料】三井金属、欧州大手証券は再減損リスクを警戒、企業価値の算出は困難との見解

 三井金属鉱業<5706>が反発。UBS証券では、先行きが視界良好になるためには、「カセロネス銅鉱山のフル稼動化」、「フル操業体制でのキャッシュコストがスポットの銅価格を下回っている事」の2つの関門を突破しなければいけないと指摘。同鉱山の自助努力による収益改善が不可欠とみて、既に3度の減損を行ったものの、同社の将来銅価格前提は時価よりも高いと見られることから、市況や稼働率の低迷長期化が続けば再減損のリスクもあると解説。

 レーティングを「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を230円から170円に引き下げており、「引き続き企業価値の算出が困難」との見解を示してる。
《MK》

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