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【市況】NY原油:反落で29.04ドル、生産量凍結は難しいとの見方で売り戻し優勢


 NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:29.04↓0.40)。29.74ドルから28.70ドルまで下落した。この日、サウジアラビア、ロシア、カタール、ベネズエラが原油の生産量を1月の水準に据え置くことで合意し、欧州午前の時間外取引では買いが急速に強まり、一時31.53ドルをつけた。



 しかし、その後、減産まで踏み込まなかったことや、「ほかの産油国も同意することが条件」とされ、生産量凍結実現へのハードルは高いとの見方が広がり、NY通常取引では売り戻しが優勢になったもよう。ユーロ安・ドル高傾向による割高感も売り圧力になったとみられる。

《KK》

 提供:フィスコ

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