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【材料】デリカフーズ---第3四半期営業利益は増益に転換、通期予想は上方修正へ


 

デリカフーズ<3392>は2月10日、2016年3月期第3四半期(15年4月-15年12月)決算を発表。売上高は前年同期比12.5%増の236.75億円、営業利益は同0.5%増の5.91億円、経常利益は同1.4%減の6.02億円、四半期純利益は同4.1%減の3.76億円だった。

営業利益は第2四半期(15年4月-15年9月)の前年同期比40.7%減益から増益に転じる形となり、従来の通期計画を超過している。新規顧客の獲得及び既存取引の深耕が計画以上に進展したほか、顧客との価格調整が進んだこと及び生産性改善活動にグループを挙げて取り組んだことなどが奏効した。

16年3月期通期については、売上高が前期比10.5%増の310.00億円、営業利益が同10.2%減の6.70億円、経常利益が同10.5%減の6.85億円、純利益が同14.1%減の4.20億円としている。従来予想からは売上、利益ともに上方修正している。

従来の通期計画は、売上高が296.00億円、営業利益が5.73億円、経常利益が5.80億円、純利益が3.50億円であった。新工場の開設予定時期先送りで費用の計上が抑えられたほか、勉強会の開催や管理体制の強化、最新生産設備導入などの効果が表面化して、想定以上の増収となることが上方修正の背景に。

《SF》

 提供:フィスコ

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