米系大手証券の化学・合繊セクターのリポートでは、円高が進行した場合、利益予想に対してマイナス影響が大きいとみられるのは、SUMCO<
3436>、日本ゼオン<
4205>、日東電工<
6988>で、10円の円高となった場合は15%以上のマイナス影響と指摘。続けて、10%以上のマイナス影響が見込まれる企業として、昭和電工<
4004>、住友化学<
4005>、JSR<
4185>、東京応化工業<
4186>、三菱ガス化学<
4182>、ダイセル<
4202>、カネカ<
4118>を取りあげ、影響が少ないとみられるのは、日本触媒<
4114>、クラレ<
3405>、関西ペイント<
4613>、帝人<
3401>、東レ<
3402>、三菱ケミカルホールディングス<
4188>、宇部興産<
4208>と解説。
為替影響が相対的に小さく原燃料安恩恵を受けやすい、東レ、帝人、日本触媒を選好している。
《MK》
株探ニュース