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【材料】楽天が昨年来安値を更新、国内証券アナリストは目標株価を引き下げへ

 楽天<4755>の株価下落が目立ち昨年来安値を更新。今日は日経平均株価が700円以上の大幅高で東証1部の値上がり銘柄数が1800を超える全面高。ところが逆行安している楽天株が一際目立つ格好になった。12日引け後に発表した15年12月期の連結純利益が、前の期比37.1%減の444億3600万円での着地となり、決算内容を失望した売りが膨らんでいるようだ。

 このほか、国内大手証券のSMBC日興証券からは、楽天の目標株価を引き下げる内容のアナリストリポートがリリースされていることが確認されている。同証券のアナリストは「4Q実質営業利益は、ポイント販促等で弊社予想下振れ、ポイント施策の更なる強化で16/12期は営業実質減益と予想」と解説している。レーティングは「1」を継続しているものの、目標株価を1700円から1400円に引き下げている。
《MK》

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