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【通貨】外為サマリー:1ドル113円半ばで推移、戻り試す動きに

 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円27銭前後と前週末に比べ1円10銭強のドル高・円安で推移している。

 前週末12日に発表された米1月小売売上高は前月比0.2%増と市場予想(0.1%増)を上回った。また原油先物やNYダウが上昇したことから113円台を回復した。

 この日の東京市場も前週末のNY市場の流れを引き継ぎ、堅調に推移。前週に大幅なドル安・円高が進行しただけに、戻りを試す動きとなっている。内閣府が発表した10~12月期の国内総生産(GDP)成長率は、実質で年率換算1.4%減だった。市場予想(0.8%減)に比べ悪化したが、マイナス成長は予想されていたことであり、市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1234ドル前後と前日に比べ0.0050ドル強のユーロ安。対円では1ユーロ=127円26銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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