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【材料】ソフトバンクが昨年来安値、第3四半期18%増益も売り優勢

 ソフトバンクグループ<9984>が3日続落。株価は一時、10日終値に比べ224円(4.9%)安の4379円まで売られ昨年来安値を更新した。同社は10日の取引終了後、16年3月期第3四半期(4~12月)の決算発表を行い、連結営業利益は前年同期比18%増の8753億円となったと発表した。光回線の利用が伸びたほか、米スプリントの合理化などが寄与した。連結純利益は、前年に中国アリババが上場したことによる一時益があったため、同59%減の4454億円だった。

同日の決算説明会で孫正義社長は「スプリントの再建に手応えを感じている」と自信を示した。ただ、この日の株価は続落。世界株安のなか、同社株の上値には売りが膨らんでいる。米スプリントの株価が依然低迷していることも、なお不安を呼んでいるようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年02月12日 09時55分

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