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【材料】フォーバル---第3四半期は販管費増をこなし2ケタの増収・営業増益


フォーバル<8275>は9日、2016年3月期第3四半期(2015年4-12月)決算を発表。売上高は前年同期比15.8%増の367.37億円、営業利益は同25.3%増の15.04億円、経常利益は同27.9%増の14.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同10.3%減の7.38億円となった。増収に伴う売上総利益の増加で、人件費増などによる販管費の増加をこなした。

セグメント別では、総合環境コンサルティングビジネスグループが、増収ながら販売費や人件費等の増加でセグメント損失を計上したものの、その他の4セグメントは増収増益となった。なかでも、「アイコンサービス」やセキュリティ関連、サーバー等の販売が好調に推移したフォーバルビジネスグループと、携帯販売台数の伸長とともに費用を抑制したモバイルショップビジネスグループが2ケタ増益となり、全体の収益をけん引した。

通期業績予想については従来計画を据え置き、売上高は前期比4.3%増の470.00億円、営業利益は同9.3%増の21.00億円、経常利益は同15.5%増の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.7%増の12.50億円を見込んでいる。なお、子会社フォーバル・リアルストレート<9423>において、内装工事やOA機器・什器の受注が好調なことから通期利益予想の上方修正を行った。

同社は、「情報通信」、「海外」、「環境」、「人材・教育」の4分野を通じた「次世代経営コンサルティング」を推進している。

《SF》

 提供:フィスコ

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