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【通貨】2月11日のNY為替概況


 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円69銭から111円58銭まで下落後、112円50銭まで戻して引けた。

原油安が進んだことや根強い信用不安でリスク回避の円買いが継続したほか、イエレンFRB議長の証言での発言「政策でドル高を考慮」などを受けて債券利回り低下に伴うドル売りが加速。その後、ダウジョーンズがアラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー相の発言として「非石油輸出国機構(OPEC)メンバーが参加すれば、OPECは協調減産の用意がある」と報じたため原油価格底入れ期待が広がりリスク回避の動きが後退した。

ユーロ・ドルは、1.1312ドルから1.1376ドルまで上昇し、1.1320ドルで引けた。ユーロ・円は、127円59銭から126円80銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.4384ドルから1.4485ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9753フランから0.9699フランへ下落した。



[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:26.9万件(予想:28.0万件、前回:28.5万件)・米・失業保険継続受給者数:223.9万人(予想:224.5万人、前回:226.0万人←225.5万人)

《KY》

 提供:フィスコ

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