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【材料】住友不動産、欧州大手証券はマンション販売・賃貸事業ともに強含みと評価

 住友不動産<8830>が続落。プラス圏で推移する場面があったものの、全面安に抗しきれず軟調な展開となっている。

 UBS証券では、第3四半期の賃貸事業の営業利益は前年同期比94億円の増益で、会社の通期予想の同55億円の増益予想を既に上回ったと評価。期末に竣工する大型ビルの初期コストが発生し、期末に修繕費が増える等のマイナス要素もあるものの、賃貸事業の利益はやや強含みと解説。

 マンション販売も順調で利益率は高いとみて、レーティング「バイ」を継続。資本市場の先行きに不透明感が増しリスクプレミアムが高まるなか、当面NAVに対してプレミアムで取引されることは考えにくいとみて、目標株価を6000円から5400円に引き下げている。
《MK》

株探ニュース

最終更新日:2016年02月10日 12時08分

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