【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 大成建、SMC、大林組 (2月9日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の2月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 TKC <9746>
16年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比97.9%増の25.4億円に拡大し、10-3月期(上期)計画の37.5億円に対する進捗率は67.9%に達し、5年平均の25.9%も上回った。
★No.5 DNC <4246>
16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比82.2%増の126億円に拡大し、通期計画の145億円に対する進捗率は87.2%に達し、さらに前年同期の64.1%も上回った。
★No.6 三井海洋 <6269>
15年12月期の連結経常利益は前の期比30.1%減の128億円に落ち込んだが、従来予想の100億円を上回って着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6273> SMC 東1 +7.91 2/ 9 3Q -9.75
<9746> TKC 東1 +7.28 2/ 9 1Q 97.90
<7915> 日写印 東1 +6.08 2/ 9 3Q -40.60
<6638> ミマキエンジ 東1 +5.94 2/ 9 3Q -29.06
<4246> DNC 東1 +5.13 2/ 9 3Q 82.18
<6269> 三井海洋 東1 +4.42 2/ 9 本決算 17.01
<7864> フジシール 東1 +3.42 2/ 9 3Q -12.09
<4100> 戸田工 東1 +2.60 2/ 9 3Q 赤転
<3774> IIJ 東1 +2.26 2/ 9 3Q 7.43
<1812> 鹿島 東1 +2.17 2/ 9 3Q 108.08
<7618> PCデポ 東1 +1.83 2/ 9 3Q 21.68
<1801> 大成建 東1 +1.74 2/ 9 3Q 65.35
<1802> 大林組 東1 +1.67 2/ 9 3Q 109.85
<4218> ニチバン 東1 +1.13 2/ 9 3Q 61.81
<7294> ヨロズ 東1 +0.93 2/ 9 3Q -23.77
<4541> 日医工 東1 +0.70 2/ 9 3Q 44.37
<1820> 西松建 東1 +0.70 2/ 9 3Q 98.88
<5232> 住友大阪 東1 +0.67 2/ 9 3Q 6.61
<2211> 不二家 東1 +0.53 2/ 9 本決算 18.27
<8098> 稲畑産 東1 +0.27 2/ 9 3Q -7.37
<2009> 鳥越粉 東1 +0.15 2/ 9 本決算 6.22
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース