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【テク】日経平均テクニカル:大幅反落、月足の長い下ひげを埋める


9日の日経平均は大幅反落。5日線、25日線とのゴールデンクロスがダマシとなり、その後は下降する5日線に上値を抑えられる格好での調整が続いている。大陰線により、1/21安値に接近してきており、いったんはダブル・ボトム形成が意識されやすいだろう。一方で、MACDはシグナルとのクロスで陰転シグナルを発生させている。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ内での推移であり、結果的には1日で一気に-2σ水準まで下げてきている。理想としてはダブル・ボトムとなろうが、月足形状では24ヶ月線からの1500円程度の長い下ひげを埋めてしまっており、再び下ひげを残すことが出来るかを見極める必要がある。切り返せないと月足の一目均衡表の雲上限が位置する14000円辺りが意識されてくるほか、そうなると遅行スパンが下方シグナルを発生させる。長期調整トレンド入りとなる。
《SY》

 提供:フィスコ

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