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【市況】日経平均9日前引け=反落、836円安の1万6168円

 9日前引けの日経平均株価は反落。前日比836.09円(-4.92%)安の1万6168.21円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は38、値下がりは1876、変わらずは16と、値下がり銘柄の割合が90%を超える全面安商状だった。

 日経平均構成銘柄の値上がりは2銘柄にとどまり、223銘柄が下落。マイナス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を69.43円押し下げ。以下、KDDI <9433>が34.83円、ソフトバンク <9984>が34.36円、京セラ <6971>が17.5円、テルモ <4543>が16.87円と並んだ。

 プラス寄与トップは日製鋼 <5631>で、日経平均を0.59円押し上げ。東邦鉛 <5707>が0.20円で続いた。

 業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は証券・商品で、以下、銀行、その他金融、ガラス・土石、非鉄金属、精密機器が並んだ。


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