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【通貨】外為サマリー:1ドル115円前半に急落、リスクオフ姿勢高まり円買い

 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=115円36銭前後と前日に比べ1円90銭強の大幅なドル安・円高で推移している。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は1ドル=115円17ドルと14年11月以来、約1年3カ月ぶりのドル安・円高水準に下落。欧州株式市場の急落やギリシャ不安の高まりでリスクオフ姿勢が高まった。NYダウも一時400ドルを超す大幅安となり、安全通貨とされる円に買いが集まった。

 この日の東京市場に移っても、ドル安・円高の流れが継続。日経平均株価は前日比700円を超す急落となり、為替相場もドル売り・円買いが強まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1201ドル前後と前日に比べ0.0060ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=129円22銭前後と同1円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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