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【材料】きちり---2ケタ増収益決算に加えて、リノベーション戦略や自社株買いも発表


きちり<3082>は2月5日、2016年6月期第2四半期(15年7月-15年12月)決算を発表。売上高は前期比13.1%増の40.58億円、営業利益は同20.6%増の3.51億円、経常利益は同24.3%増の3.53億円、四半期純利益は同34.7%増の2.32億円だった。従来計画線上での着地となった。

神奈川県にいしがまやハンバーグ業態1店舗、埼玉県にKCIHIRI業態1店舗と新規出店を進めたほか、多様化する消費者ニーズに対応するため、付加価値の高い料理の開発や新たな業態の構築に尽力したことが増収増益につながった。プラットフォームシェアリング事業についても、「EATALY事業への参画」により多様性を備えた事業に成長している。

16年6月期通期については、売上高が前期比15.3%増の85.00億円、営業利益が同68.5%増の7.50億円、経常利益が同70.8%増の7.50億円、純利益が同286.9%増の4.50億円としている。従来予想からは据え置きとしている。

決算発表と同時に、プラットフォームシェアリング事業の新たな取り組みとして、物件化していない立地を開発し、そのエリアのランドマーク、並びにライフスタイルを提案する店舗を出店するリノベーション戦略を発表。その物件と周辺環境の価値を向上させる店舗展開を行っていく。また、発行済み株式数の1.25%に当たる125,000株を上限とする自己株式の取得も決議している。

《SF》

 提供:フィスコ

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