【通貨】2月8日のNY為替概況
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、116円51銭から115円18銭まで下落し115円50銭で引けた。
米国の1月労働市場情勢指数が予想を大幅に下回り昨年4月来の低水準となったため米国の追加利上げ観測が後退し債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。また、原油安、世界経済への懸念、米ガス掘削会社、チェサピーク・エナジー社が破産法適用を申請するとの警戒感が強まり株式相場の下げ幅が拡大したことに連れて円買いが加速。その後、同社発表「破産法申請の意向はない」を受けてドル・円は下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1087ドルまで下落後、1.1216ドルまで上昇し、1.1200ドルで引けた。米国の債券利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、128円76銭まで下落後、129円43銭へ反発。
ポンド・ドルは、1.4352ドルまで下落後、1.4352ドルまで反発した。
ドル・スイスは、0.9973フランから0.9841フランへ下落した。
[経済指標]・米・1月労働市場情勢指数:0.4(予想:2.0、12月:2.3←2.9)
《KY》
提供:フィスコ