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【市況】米国株見通し:欧州株安に警戒、米長期金利の動向を注視


『米株式市場』

5日のNY市場は下落。1月雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を下回ったものの、失業率が前月比4.9%に改善したことで追加利上げへの警戒感がやや強まり、売りが先行。ハイテク株の一角が大きく売られたほか、軟調な原油相場も嫌気され、終日軟調推移となった。ダウ平均は211.61ドル安の16204.97、ナスダックは146.42ポイント安の4363.14。

グローベックスの米株先物は、NYダウは170ドル安程度を織り込んで推移している。欧州市場の全般2%前後の下落で推移しており、リスク回避の流れが強まる展開が警戒される。経済指標では労働市場情勢指数(1月)が予定されている。時間外の米10年債利回りが低下しており、長期金利の動向に左右させられるとの見方もされている。

《TY》

 提供:フィスコ

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