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【通貨】英ポンド週間見通し:弱含みか、利上げ観測後退の影響残る


■軟調推移、年内利上げ観測後退で売り強まる

先週のポンド・円は軟調推移。英中央銀行の年内利上げ観測は後退し、ポンド売りが再び活発となった。日本銀行によるマイナス金利導入を意識したポンド買い・円売りも観測されたが、米ドル・円相場が円高方向に振れた関係でポンドは一時169円を下回る場面があった。取引レンジは168円99銭-175円02銭。

■弱含みか、利上げ観測後退の影響残る

今週のポンド・円は弱含みか。英中央銀行による年内利上げ観測は後退しており、ポンド売りは継続する可能性がある。原油価格の下落はポンドを押し下げる要因となる。10日発表の鉱工業生産指数が予想を上回った場合でも、ポンド買いが広がる状況ではないとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・9日:12月商品貿易収支(予想:-103億ポンド)
・10日:12月鉱工業生産(前月比予想:-0.1%)

予想レンジ:167円00銭-171円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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